サステナブルな会社10選!活動や取り組みを徹底解説【2026年最新】


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2026年現在、サステナブルやSDGs(持続可能な開発目標)、CSR(企業の社会的責任)に取り組む企業が増加しており、特に大手企業にもなれば必要不可欠といっていいほど実施されています。サステナブルやSDGsに注力することで、環境、社会、経済。教育などの観点から持続可能性を考慮し、長期的な事業運営が可能になります。
この記事では、SDGsを推進している企業を知りたい方、サステナブルな企業に就職したい方、日本企業のSDGsへの貢献度を知りたい方に向けて、サステナビリティ経営に力を入れている上位企業を10社紹介します。
トップサステナブル企業の環境への取り組みを知り、SDGsについてさらに理解を深めましょう。最後まで読めば「この企業を応援してみたい」と思えるはずです。ぜひお読みください。
サステナビリティ経営とは?
サステナビリティ経営とは、下記の3つを考慮してビジネスを行う手法です。
- 環境:Envuronment
- 社会:Society
- 経済:Economics
この取り組みを行う企業は、持続可能な成長を目指し、資源の効率的な利用や環境への配慮を重視します。
サステナビリティはステークホルダーから長期的な信頼を得られる
また、従業員の福祉や地域社会への貢献に力を入れることもサステナビリティ経営のひとつです。利益追求だけでなく社会的責任を果たすことを通じて、ステークホルダーから長期的な信頼と企業価値を築くことが目標です。
こうした取り組みにより、企業の競争力を高め、ブランド価値の向上や地域社会との関係強化が期待されています。
サステナビリティとCSRの違い
サステナビリティ経営とCSRは似たような意味を持ちますが、サステナビリティ経営は長期的な視点を持ち、持続可能な成長を目指すのに対し、CSRは短期的、かつ義務的な社会貢献活動が多いことがポイントです。
また、 サステナビリティ経営は企業全体の戦略に関わるのに対し、CSRは特定の活動やプロジェクトに焦点を当てています。
下記記事は同義語のSDGsとESG、CSRについてさらに詳しくまとめているため、ぜひご一読ください。


サステナブルランキング上位の企業をまとめてご紹介
では実際に、どのような企業がサステナブル・CSRに力を入れており、世間から高評価を受けているのでしょうか。
毎年行われるサステナブルランキング上位の企業最新版を紹介します。
2025年「世界で最も持続可能な100社」に日本企業3社入選


2025年1月発表のランキングには、日本企業が3社選ばれています。
詳細:世界で最も持続可能な100社|corporateknights
エーザイ
1941年に設立されたエーザイ株式会社は、医療用医薬品を中心に研究開発、製造、販売などの事業をグローバルに進めている製薬会社です。
エーザイ株式会社は、持続可能な社会のために多くの重要課題を設けていますが、「脱炭素社会形成への取り組み」や「DE&Iの推進」などの地球環境に配慮した事業活動、人材価値の最大化といった課題は、「ステークホルダーズの関心が高く、社会のサステナビリティへの貢献につながると考えられる課題」として特に注力しています。
2025年「世界で最も持続可能な100社」では前回ランキングと同様35位を記録し、最終成績はBとの結果になりました。
リコー
1936年に設立された株式会社リコーは、オフィス向けのプリンターやコピー機などの情報機器を中心に、ITサービスやドキュメント管理、デジタルコミュニケーションを提供するメーカー企業です。
株式会社リコーは、持続可能な社会の実現を「Three Ps Balance」(経済、社会、地球環境のバランス)として定義しています。
この目標に向けて、事業を通じた社会課題解決、経営基盤の強化、社会貢献の3つの活動に取り組み、SDGsの達成を目指しています。
2025年「世界で最も持続可能な100社」では前回ランキングより上がり、72位から51位を記録。最終成績はB-との結果になりました。
シスメックス
1968年創業のシスメックス株式会社は、臨床検査機器や試薬を製造・販売し、血液検査や尿検査などの診断ソリューションを提供する臨床検査機器のメーカー企業です。
シスメックス株式会社は、持続可能な社会の実現に向けて優先課題を設定し、アクションプランに展開して取り組みを推進しています。
2023年には、優先課題へのアプローチとして、2033年までの社会や業界動向を分析し、「すべての人に健康と福祉を」をはじめとする5分野14項目のSDGsを特定し、長期経営戦略の詳細を構築しました。
2025年「世界で最も持続可能な100社」では前回ランキングより上がり、100位から98位を記録。最終成績はD+との結果になりました。
東洋経済のCSR企業ランキング2025年版トップ7
「CSR企業ランキング2025年版」は、株式会社東洋経済新報社から発表されるCSRと財務の両データから「信頼される会社」を見つけるCSR企業ランキングです。
2025年3月発表の当ランキング上位には、有名メーカー企業が選ばれています。
詳細:東洋経済「CSR企業ランキング2025年版(第19回)」の結果 |PRTIMES
富士通株式会社
1935年に創立された富士通株式会社は、情報通信技術(ICT)を提供し、コンピュータシステムやITサービス、クラウドサービスを開発・販売するメーカー企業です。
富士通株式会社は、SDGsへの貢献を目指し、デジタル技術を活用して業種間のエコシステムを形成し、価値創造に取り組んでいます。
また、2020年に刷新した「Fujitsu Way」に基づき、「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にする」ことを目的とし、「パーパス」「大切にする価値観」「行動規範」を遵守しながら企業活動を推進しています。
当ランキングでは初めて1位を獲得し、部門別でも全部門で前回ランキングより順位を上げました。
日本たばこ産業株式会社(JT)
日本たばこ産業株式会社(JT)は、たばこ製品の製造・販売を主な事業とし、食品や医薬品事業にも取り組むメーカー企業です。
1985年創立の日本たばこ産業株式会社は、4Sモデルを経営理念に掲げ、「自然や社会が持続可能であって初めて人の暮らしや企業の活動も持続可能になる」という考えのもと、5つの優先課題を特定しました。
具体的な目標として全25項目からなる「JT Group Sustainability Targets」を策定し、定期的に点検・進化させながら持続可能な社会づくりの貢献に努めています。
当ランキングでは2年連続2位を獲得し、部門別でも全部門で上位を維持しました。
デンソー
1949年創立の株式会社デンソーは、自動車部品の製造・開発を行い、特に電子機器や環境対応技術、自動運転技術に注力するメーカー企業です。
デンソーは、2006年度にデンソーグループ企業行動宣言を制定して以来、社会動向やステークホルダーの期待を考慮し、都度重要課題の見直しを行っています。
2018年度に設定されたマテリアリティでは、環境、情報セキュリティ、労働安全を重点リスクとして選定しており、グループ全体でリスク管理を強化しています。
NTTドコモ
NTTドコモ株式会社は、日本最大級の移動通信事業者として、携帯電話サービスを中核に、通信ネットワークやICTを活用した多様なサービスを提供する企業です。
NTTドコモは、「グリーン5G」による通信設備の省電力化や「ドコモケータイリサイクル」を通じた資源循環の推進など、環境負荷低減や脱炭素に取り組んでいます。
あわせて、災害時にもつながる安心・安全な通信インフラの提供や、高齢者向け「ドコモスマホ教室」によるデジタル格差解消など、事業を通じた社会課題の解決を進めています。
当ランキングでは4位を獲得し、業種別では情報・通信業で1位、部門別では環境部門で上位を記録しました。
キヤノン
キヤノン株式会社は、カメラやプリンター、半導体露光装置などを手がける精密機器メーカーとして、光学・映像技術を強みに世界で事業を展開する企業です。
キヤノンは、企業理念である「共生」のもと、省エネルギー性能を高めた製品開発や、製品回収・再資源化を行う「クローズドループリサイクル」などを通じて、環境負荷低減と資源循環に取り組んでいます。
また、ものづくりを支える人材育成として技能伝承の仕組みづくりやグローバル人材育成プログラムを進め、働きやすい職場環境を重視したサステナビリティ経営を推進しています。
当ランキングではNTTドコモと同様4位を獲得し、特に部門別では環境部門で1位を獲得しました。
日本電信電話(NTT)
日本電信電話株式会社(NTT)は、国内外で通信ネットワークやICTサービスを展開する持株会社として、日本の情報通信インフラを中核から支える企業です。
現在は、IOWN構想を柱に、光技術を活用した超低消費電力・大容量通信の実現を目指すなど、脱炭素社会に資する次世代ネットワークの構築を進めています。
また、サプライチェーン全体を対象とした人権デューデリジェンスの実施や、研究開発人材を中心とした高度専門人材の育成などを通じて、技術力と人材基盤の両面からサステナビリティ経営を行っています。
詳細:サステナビリティ|NTT
当ランキングでは6位を獲得し、部門別では昨年同様に企業統治+社会性部門で1位を維持しました。
富士フイルムホールディングス
富士フイルムホールディングス株式会社は、写真フィルムで培った技術を基盤に、医療・ヘルスケア、エレクトロニクスなど幅広い分野で事業を展開する総合メーカーです。
富士フイルムは、写真フィルムで培った高機能素材合成技術やナノ分散技術といった独自の技術資産を社会課題の解決に生かすことを重視しています。
特に、有効な治療法が確立されていないアンメットメディカルニーズへの対応を重点課題とし、内視鏡事業に加えて再生医療や細胞治療を通じた新たな治療法の開発・普及を進め、2030年に向けて先端医療へのアクセス向上と医療の質向上を目指しています。
詳細:サステナビリティ|富士フイルムホールディングス株式会社
当ランキングでは7位を獲得し、業種別では昨年同様にパルプ・紙/化学業で1位を維持しました。
earth-ismで掲載している企業の活動も要チェック
earth-ismでは、SDGs・サステナビリティを、企業担当者から直接ヒアリングすることで多角的な視点から取り組みを伝えるコンテンツを発信しています。
中でも、事業を通じて特に社会課題の解決に挑む企業・団体を取り上げ、背景にある想いや具体的な取り組みを丁寧に紹介しています。
たとえば、再生可能エネルギーの普及を支える企業、健康や福祉を軸に社会と向き合う企業、地域に根ざした活動を続ける団体など、規模や業種にとらわれない多様な実践例が掲載されています。
サステナビリティ経営を学びたい方や、企業の具体的な挑戦事例を知りたい方は、ぜひこちらからチェックしてみてください。
まとめ|サステナビリティ経営に力を入れている企業を応援してみよう
本記事で取り上げた、国際的・国内的な評価でサステナビリティへの取り組みが高く評価されている企業10社を、以下に一覧でまとめます。
「世界で最も持続可能な100社」に選出された3社
- エーザイ
- リコー
- シスメックス
「CSR企業ランキング2025年版」の上位7社
- 富士通株式会社
- 日本たばこ産業株式会社(JT)
- デンソー
- NTTドコモ
- キヤノン
- 日本電信電話(NTT)
- 富士フイルムホールディングス
多くの企業がSDGsに取り組む現在、企業活動は環境や社会に大きな影響を与える存在となっています。そうした企業の姿勢を知ることは、私たち自身の意識や行動を見直すきっかけにもなり、持続可能な社会への一歩につながります。
日本では現在、多くの企業がSDGs(持続可能な開発目標)に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献しています。資本主義のなかで、企業の活動は個人の取り組みに比べて大きな影響力を持ち、環境問題の解決に向けた大きな力となります。
こうした企業の姿勢は、私たち一人ひとりの意識を高め、持続可能な未来に向けた重要な一歩となるでしょう。ぜひ私たちもこうした企業の取り組みを知り、地球にずっと住んでいられる環境を目指していきませんか。















