ダイエット中でもお腹いっぱい食べたい!モスバーガーの「ソイバーガー」を紹介

ヘルシーな食事を心がけようとすると、食べ物のカロリーや脂質、糖質、コレステロールの数値が気になりますよね。特にダイエットをしていると、食べる量を減らしたり、野菜中心の食事にしたりと大変な努力が必要になってきます。
でも、そんな日々を過ごしていても、これから重要なプレゼンで気合を入れたい、大きな仕事が済んだ後、良いことがあった時には、がっつりと食事をしたいときがありますよね。
そんな時にはぜひ「ソイミート」をつかった料理を選んでみてください。お肉の代わりに大豆を利用していて、お肉と比べて食物繊維を多くとることができます。タンパク質はお肉と同じようにしっかり取れますが、脂質やコレステロールが少ないです。
また、摂取過多が問題になっているリンも少ないという優れものです。そして、しっかりとした食べ応えがあるものです。
今回は、ソイミートを使った代表的な料理・ハンバーガーを、モスバーガーを例にしながら紹介します。
大手もソイミートのメニューを強化
大手の中で、通常メニューでも野菜に力を入れているイメージのあるモスバーガーでは、様々なハンバーガーのパティをソイミートを使ったソイパティに変更することができます。
公式サイトではソイパティの開発にいたった経緯が説明されていますが、ハンバーガーの固定観念にとらわれず、野菜や豆を使ったメニュー開発を進めた結果、ソイパティが生まれたそうです。
また、「医食同源」への想いもあり、モスバーガーのメニューには、栄養のバランスを考えているということです。ソイパティはそういった想いも込めて、時代に合わせた新しい選択肢として、提供されています。
今回は実際にモスバーガーと、モスバーガーのパティをソイパティに変更した「ソイモスバーガー」を食べ比べてみました。
ハンバーガーとは異なる、新しい楽しみ
ソイミートや代替肉という言い方がされるので、ついお肉に似せているものという印象が先に立っちゃいますが、ソイモスバーガーを実際に食べてみると、お肉とは違う、新しいハンバーガーという印象でした。
実際にソイパティは、通常のパティと異なり、少し厚くなっています。そして弾力があるので、非常に食べ応えがありました。味はお肉とは全く異なり、さっぱりとしたものなので、お肉として考えて食べない方が良いでしょう。
少し香辛料の香りを感じました。そのため、ハンバーガー全体の味わいとしては、非常にさっぱりしています。ソイパティがさっぱりしているので、トマトや玉ねぎの酸味との味わいがマッチしていておいしいです。
通常のモスバーガーと食べ比べると、モスバーガーの方がこってりしています。肉とマヨネーズのこってり感をトマトと玉ねぎで中和させて、ハンバーガーとしての一体感を出しています。モスバーガーだけを食べていたら気にならなかったのですが、ソイモスバーガーと食べ比べるとモスバーガーのこってり感が重く感じました。
食べ比べるとハンバーガーのまとまり方がそれぞれ異なることが分かりました。ソイモスバーガーの方がさっぱりとしたものでまとまっており、モスバーガーはこってりとさっぱりで味の深みを出しています。
こってりなものが苦手だったり、胃にもたれやすかったりする人にとってはソイモスバーガーという全く異なる選択肢があるというのは良いのではないでしょうか。
今回は、モスバーガーをソイパティに変更しましたが、それ以外にもソイパティで注文できるメニューがあります。
他社では期間限定メニューも
モスバーガー以外にもソイパティのメニューを出しているお店があります。
フレッシュネスバーガー
一つ目がフレッシュネスバーガーです。
「ソイアボカドバーガー」「ソイテリヤキバーガー」「ソイガーデンサラダバーガー」の3種です。このバーガーのパンズには低糖質バンズに変更になるので、カロリーだけでなく糖質にも優しいメニューとなっています。
フレッシュネスバーガーはSDGsの観点からソイパティに取り組んでいます。牛の飼育には大量の肥料が必要で、さらに牛のげっぷには温室効果ガスのメタンが多く含まれており、その影響は世界全体の約4%を占めるとも言われています。そのため、ソイパティのように牛肉の消費量を抑える活動がSDGsにつながります。
コメダ珈琲
また、コメダの“地球とくつろぐ喫茶店”をコンセプトにした「komeda is 」でもソイミートのハンバーガーメニューがあります。東銀座店のみとなりますが、「べっぴんバーガー」というメニューでソースが「アボ照り」「curryマヨ」「misoチーズ」「タルタルwasabi」が選べます。
Komeda isの場合、ハンバーガー以外にも大豆を使ったメニューを楽しめるのも良いです。例えば「豆腐フリット」や「大豆ミートのボロネーゼ」などがあるので、ハンバーガー以外で肉を大豆由来に置き換えた料理を楽しみたい方にお勧めです。

その他
そのほか、ロッテリアや、バーガーキングなどでも期間限定でソイパティメニューを出していたようですが、現在(2025年1月)ではやっていないようです。再開したら、ぜひ試してみてください。
糖質を減らしたい場合はパンズに気を付けよう
カロリーだけでなく、糖質も減らしたいという方は、パンズに気を付けましょう。パンズに糖質が多く入っているからです。すでに紹介したようにフレッシュネスバーガーでは低糖質パンズを使用しています。フレッシュネスの通常のゴマパンズと比べて糖質が約61%オフというものです。
また、モスバーガーの方では、パンズではなくレタスでくるむ「モスの菜摘(なつみ)ソイモス野菜」というメニューがあるので、そちらも試してみてください。