ヴィーガンも美味しく食べられる!簡単レシピのバターサンド
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香ばしいクッキーに、口どけの良いクリームを挟んだバターサンド。
北海道のお土産としても人気ですが、バターサンドは動物性食品を含んでいることが一般的なため、アレルギーを持っている人やヴィーガンはなかなか手に取りにくいスイーツではないでしょうか。
そこで自宅で植物性食品のみを使用したバターサンドを作ってみてはいかがでしょう。
この記事ではヴィーガンも美味しく食べられるバターサンドのレシピをご紹介します。手軽に作れるのでぜひ試してみてくださいね。
ヴィーガンも美味しく食べられる簡単レシピのバターサンド
バターサンドとは、クッキーやビスケットの間にバタークリームを挟んだスイーツです。クリームの中にラム酒に漬け込んだレーズンを含んだ濃厚な味わいのバターサンドがよく知られています。
近年ではバターサンドを販売するお店が増え、生地やクリームの種類などのバリエーションもさまざまになってきました。
しかし、バターサンドには卵やバター、牛乳などの動物性食品が含まれているため、ヴィーガンやアレルギーのある人はなかなか食べられませんよね。通販で購入できる場合もありますが、まだまだ数が少ないのが現状です。
そこで、植物性食品のみを使用したバターサンドを自宅で作ってみませんか。
「自分で作るなんて難しそう」と思うかもしれませんが、作業工程はそれほど多くなく、何より安心して食べられるのが醍醐味です。慣れてくると作る時間も短くなり、自分なりのアレンジも楽しくなりますよ。
手作りバターサンドをおすすめする5つの理由
バターサンドを手作りすると、以下のようなメリットがあります。
1.購入するよりリーズナブル
バターサンドは今人気のあるお菓子ですが、ヴィーガン対応のものが店頭に置いてあることはほとんどありません。
通販で購入することは可能ですが、送料なども考えると高価なものになってしまいます。一方、自宅で作ることでリーズナブルになります。
2.原材料が安心
手作りするということは、どんな材料で作られているか自分で確認できるということ。
アレルギー食材や動物性食品を避けることができ、市販品に比べて添加物や保存料が少ないため、安心して食べられます。
3.作業工程が少ない
「手作りなんて難しそう」と感じるかもしれませんが、実際に作ってみると意外と簡単です。
時間は多少かかってしまいますが、作業工程が少なく、主に「混ぜる」「こねる」「オーブンで焼く」で出来上がります。
4.自分好みにカスタマイズできる
クッキーの厚さ、バタークリームの量、ラム酒の有無など、自分の好みに合わせて、味や分量を調整できます。
レーズンの代わりにイチジクなどのドライフルーツを加えても美味しそうです。
5.集中して作る時間が楽しい
混ぜる、こねるなどの作業に集中することで、頭がすっきりしリフレッシュできます。
「こうしたらもっと美味しくなりそう」という自分のアイデアも自由に試せます。
ヴィーガンバターサンドの作り方
それではヴィーガンバターサンドの作り方をご紹介します。
今回は「手作りヴィーガンバターのレーズンサンド」のレシピを参考にしました。
バタークリームは寝かせる時間が必要なので、前日に作っておきます。
材料
- バタークリーム
- 絹ごし豆腐 100g
- 豆乳ヨーグルト 20g
- 豆乳バター(ソイレブールを使用) 50g
- こめ油 大さじ2
- ココナッツオイル(無香) 大さじ2
- 塩 2つまみ
- レーズン 好きなだけ
- クッキー (12枚分)
- 玄米粉(米粉も可) 60g
- アーモンドパウダー 30g
- 片栗粉 20g
- きび砂糖 30g
- 塩 ひとつまみ
- こめ油(菜種油も可) 20g
- 水 10g~
作り方
バタークリーム
- 豆腐を水切りしておく(目安は100gが50g程度になるまで)。キッチンペーパーに包み、重しをのせれば2~3時間ほど。
- 豆乳バターをレンジで温める。
- レーズン以外の材料を混ぜてブレンダーで攪拌し、冷蔵庫で2~3時間冷やす。
- 固まったらレーズンを加えて混ぜ込み、一晩冷蔵庫で寝かせる。
クッキー
- オーブンを170度に温めておく。
- こめ油、水以外の材料をすべて混ぜ合わせる。
- 2にこめ油を少しずつ加えてなじませる。
- 水分を含みすぎると固くなるので、様子を見ながら水を少しずつ加える。
- 4にラップをかぶせ、麺棒で厚さが3~4mmになるまで伸ばす。
- 好みのサイズにカットし、オーブンで20分焼く。焼き時間は焼き加減をみながら調整する。
- クッキーの粗熱がとれたら、バタークリームを塗り、挟んで完成。
手作りヴィーガンバターサンドを食べてみた感想
レシピは1日目にバタークリーム、2日目にクッキーを作って完成します。
参考にしたレシピはあっさりと食べやすいものでしたが、今回はバタークリームに豆乳バターを加えることで少しコクを加えてみました。
クッキーは甘め、バタークリームはさっぱりとしているので、合わせて食べると丁度よいと感じました。バタークリームは冷えると固まりますが、口どけが良く、固いと感じることはありませんでした。
最初は豆腐の香りを感じましたが、クッキーに挟んで馴染ませておくとあまり気にならなくなりました。レーズンをラム酒に浸して、ラムレーズンにしても美味しいです。
贅沢にバタークリームを楽しみたいなら、サンドするのではなく1枚のクッキーにクリームをのせ、カナッペのようにして食べるのもおすすめです。
まとめ
今回は自宅で作れるヴィーガンバターサンドの作り方をご紹介しました。
少しくらい上手くいかなくてもご愛敬ということで、次回もっと上手く作るためのヒントを得たと思って気楽にいきましょう。
安心して食べられる美味しいヴィーガンバターサンド。皆さんも作る過程を楽しみながら、自宅で味わってみませんか。