ミニマリストとは│ミニマリストとして生活するコツと継続のさせ方をご紹介
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豊かさを感じる時はどんな時でしょうか。
お金やモノなど物質的なモノで満たされている時でしょうか。
近年ではお金やモノなどの物質的な豊かさだけでなく、心の豊かさに注目が集まっています。
今回は、心の豊かさに注目がされはじめ、誕生した「ミニマリスト」というライフスタイルについて紹介していきます。
ミニマリストとは│ミニマリストとして生活するコツと継続のさせ方をご紹介
そもそもミニマリストとはどんなライフスタイルなのでしょうか。
ミニマリストとは、必要最低限の生活に必要なモノだけで暮らし、無駄なモノをそぎ落とし質の高い生活を暮らしていくライフスタイルです。
語源は「minimal(最小限の)」+「ist (接尾辞 / 〇〇な人、主義者)」を合わせた造語で、大量消費社会への疑問を背景に海外の富裕層によって使われ始めました。
大量なモノを持つのではなく、自分にとって必要・大切なモノだけにお金や時間をつかい心豊かに生活していくことがゴールになります。
断捨離との違い
ミニマリストとよく似た使われ方をする言葉に「断捨離」という言葉があります。
断捨離とはヨガの断行、捨行、離行から生まれた言葉です。不要な物を断つ、捨てる、物から離れる(執着しない)」という生き方を目指すことが、断捨離では大事にされています。
ミニマリストは必要なモノだけにお金や時間を費やすことで心豊かに生活していくライフスタイルであるのに対して、断捨離はモノを捨てるという行為から生まれた言葉であり、ライフスタイルか行為かの違いがあります。
ミニマリストのメリット・デメリットについて
ミニマリストのライフスタイルにはメリット・デメリットの両方があります。
ミニマリストのメリット
メリットとしては以下の点があげられます。
節約になる
ミニマリストはこれまで多くのモノに囲まれていた人にとっては、モノに使うお金が少なくなるので節約へとつながります。
何が自分にとって必要で大切なモノか考えることで、これまで無駄に使用していたお金が節約できます。
自由時間が増える
モノが減ることによって、これまで使っていた時間を減らすことができます。
例えば服や雑貨などを選択、探す時間、掃除の時間が減り、モノがあることで使っていた時間が増えます。
また、ミニマリストはモノだけでなく、自分に必要な関係や行動も整理を行います。これまで特に興味のなかったなんとなくで行っていたことや関係も整理が付き、無駄な時間が減っていくのです。
選択の手間が減る
モノを減らすと、選択の手間が減ります。
新しいモノを探すとき、使うものを選ぶときの選択する機会がモノがなくなることで大幅に減少するのです。
選択という行為はストレスがかかりますよね。
ミニマリストはそういった選択のストレスがかかりづらいライフスタイルなのです。
デメリット・注意点
必要なものまで捨ててしまう
モノを捨てるという行為自体が目的となり、必要なものまで捨ててしまうケースが多々見られます。
何が必要で何が不必要かしっかりと判断することが重要です。
モノがあることにストレスを感じてモノを捨てるのではなく、何が自分にとって必要なモノなのか考えてモノを捨てるようにしましょう。
人間関係のトラブル
自分にとって不必要なモノであっても、他人には必要であることが多々あります。
共同生活を送る方は自分のモノと家族のモノの線引きをしっかりと引きましょう。
また、不必要なモノを持っている周りに対してストレスを感じることが出てきます。
価値観は人それぞれなので、ストレスを感じた場合は他のことで発散しましょう。
ミニマリストとして生活するコツ
ミニマリストとはメリット・デメリットがあるライフスタイルですが、生活するコツを知れば、心豊かに生活することが可能です。
シンプルなものを買う
最低限のモノで暮らすとなると、一つのモノで複数の組み合わせ方ができるモノがとても実用的です。そのため、衣服や食器などのモノを買う場合シンプルなデザインのモノを買うのがおすすめです。
長く使えるものを買う
モノを購入するときはできるだけ長く使えるものがおすすめです。
流行りものや、すぐに壊れてしまうものですと買い替えの頻度が高くなります。
結果、家に備蓄するようになっては本末転倒ですので、長く使えるモノを購入しましょう。
いっぺんにものを捨てない
モノを捨てるとき、いっぺんにモノを捨てないようにしましょう。
いっぺんにモノを捨てると自分に必要なモノかどうか判断をする前に捨ててしまうことが多発します。
モノを捨てるのが目的ではなく、必要なモノだけで心豊かに生活していくことが目的ですので、ゆっくりと自分に必要なモノを判断しましょう。
まとめ
今回はミニマリストとは、ミニマリストとして生活するうえでのコツを紹介しました。
不必要なモノで溢れかえる生活から解放されたい、不必要なモノに時間を取られたくない方は、一度自分の身の回りのモノから必要なモノを選択してみてはいかがでしょうか。