ECOSIA(エコシア)で今すぐ環境保全に貢献できる!メリットや実際に使用した感想を紹介


引用元: Adobe Stock
ECOSIAとは、検索をするだけで世界中に植樹ができる検索エンジンです。
2025年現在、地球上からは緑が減りつつあります。この理由には地球温暖化や砂漠化、また人口増加と貧困によって森林が農地や牧草地になっていることなど、さまざまな要因が挙げられます。
そのような中、新たに地球に命を与える植樹はこの先の地球環境を守るためにも必要不可欠な行為になってきます。
「ECOSIA」は、特別な知識がなくても植樹ができ、地球に貢献することが簡単にできるサービス。
そこでこの記事では、ECOSIAとは何か、また仕組みやメリットについて解説します。
ECOSIAとは
SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」や目標15「陸の豊かさも守ろう」に貢献する活動です。こうしたSDGsの考え方に基づき、世界中にもっと緑を豊かにしたいという思いで開発されました。
ユーザーは全て無料で使うことができます。
ECOSIAは基本的に英語で表記されていますが、例えばGoogleやYahooなどでの検索と同じように日本語で検索することも可能です。
また、リアルタイムで検索回数が表示される仕組みになっているため、自分の検索が何本の植樹に繋がっているのかが見えることもポイントです。
ECOSIAの仕組み
ECOSIAはユーザーが検索することによる広告収入によって成り立っています。広告収入の80%を環境保護団体「WWF」に寄付することによって、植樹までのプロセスが完成します。
2009年の創設から2025年現在にまでかけて、世界中で植樹を支援しています。
ECOSIAの広がり
ECOSIAは2009年にドイツで始まりましたが、地球環境課題への意識がだんだんと高まりつつある現在、ECOSIAも少しずつ認知され始めています。
タンザニアやモロッコなどのアフリカの国々や2020年の森林火災で大規模な被害を受けたオーストラリアなどECOSIAが活用されることによって良い影響が与えられている国々は多くあります。
現在は35か国以上でプロジェクトが行われており、地域規模は多岐にわたります。
単一栽培の代わりに 500 以上の異なる在来種を栽培していて、地域状況に対応する形でECOSIAが行動しているのは評価するべき点でしょう。
ECOSIAを使うメリット
ECOSIAを使って検索をすれば広告収益の80%がWWFに寄付され、WWFによって植樹に活用されるため、難しく考えなくても自然と社会貢献ができるのです。
この記事を読んでいる方の中にも、「自然環境のために何かしたいけれど何をしたらいいのか分からない」と思っている方は多いでしょう。
そのような時にECOSIAを使えば、カジュアルに、かつ簡単に世界の現状をより良くすることができます。
ECOSIAの使い方
Webブラウザで「ECOSIA」と検索し「ECOSIA」のページにアクセス。検索エンジンのページが表示されるので検索したいワードを打ち込めば植樹への貢献が出来ます。
また、Google Chromeの拡張機能としても備わっているため、いつもECOSIAを使いたい場合は拡張機能に登録しておくのがおすすめです。
スマホで使用する場合は別途アプリのダウンロードが必要です。App Storeなどから簡単にダウンロードできるので試してみてください。
ECOSIAの安全性
ECOCIAと検索すると「安全性」「危険性」などの関連キーワードが表示されます。
GoogleやYahoo!よりも知名度が低いので多くの人がECOSIAは安全なサービスなのか気になっている方もいるはずです。しかし、ECOSIAは安全と考えられます。
ECOSIAは毎月財務レポートを公表しており、かつここでは月の収益に加えてどこに何本植樹したかを確認することができるためです。
財務レポート:https://blog.ecosia.org/ecosia-financial-reports-tree-planting-receipts/
またGoogleとは違い個人情報を追跡せず、検索履歴も保存されないため、プライバシーの保護がされています。安全性は高いと考えられるため、安心して使用してよいのではないでしょうか。
まとめ
ECOSIAはドイツの企業から発信された、植樹を支援するための検索エンジンです。
誰でも気軽に参加できる社会貢献なので子供から大人まで幅広い世代までのが自分は社会に貢献しているのだと感じられるのは大きなメリットではないでしょうか。
ふと思い立ったときに検索をしてみる、という使い方でも良いかもしれません。
ぜひECOSIAについてより深く知って、自然環境を私たちの手で変えていきましょう。
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