エコクッキング|エコクッキングによる食育とレシピの紹介

エコクッキング|エコクッキングによる食育とレシピの紹介

引用元: Adobe Stock

FOOD

毎日の食事を作る中で、エコを意識した行動を起こしていますか?

エコクッキングとは、生活に欠かせない「食」からエコロジーを取り入れていくこと。

記事では具体的なポイントや、食育にもつながる企業の取り組み、おすすめレシピなどの実例を交えながら紹介していますので、実際にアクションを起こすための参考にしてみて下さい。

エコクッキングとは

食材が産地で収穫されてからわたしたちの食卓にのぼり、片づけをされる一連のライフサイクルの中で一般消費者は環境にどのように貢献できるでしょうか。

エコクッキングとは、わたしたちが食材を入手し調理、片づけを行う過程の中で環境に配慮した行動をすることです。

食材の生産から食卓にのぼるまでは多くのエネルギーが消費されていますが、エコクッキングに取り組むことにより環境負荷を減らしながら料理に創意工夫をする楽しみも生まれるでしょう。

買い物でのポイント

食料品店に並ぶ食材は、多くのエネルギーコストがかかっていることに目を向けましょう。

まずは生産のエネルギーです。輸入食品や季節外れの物は輸送・ハウス栽培など環境に負荷をかけていると言えます。

1つ目のポイントは「旬の食材を積極的に取り入れる」

季節の食材は栽培時のエネルギー負荷が小さく、手ごろな価格、他の時期に栽培した物と比べて栄養価が高いなどのうれしいメリットもあります。

2つ目のポイントは、「地産地消を習慣付ける」こと。地元食材を選ぶだけで輸送エネルギーの削減につながりますよ。

また、大前提として必要な量だけ購入し、食品ロスを未然に防ぐことを心がけましょう。

調理でのポイント

調理段階におけるエコクッキングの着眼点は、廃棄エネルギー

まずは、食材の廃棄について見直しましょう。野菜や果物の皮や芯など、いつも捨てている部分を見直すだけで可食部分は約10%アップします。

食材ごとの食品ロスレシピも多く登場しているので、余すことなく使用しましょう。

次に加熱時のエネルギー消費を工夫してみましょう。

鍋ふたを使うことで熱を逃がさないようにする、鍋に合った火力にする、余熱利用などの省エネ調理法を取り入れることで、エネルギー消費を抑え節約にもつながります。

食事でのポイント

食事を頂くシーンで気をつけたいことは、食べ残しによる食品ロスを減らすことです。

具体的には、料理をつくる前に作り過ぎないようにすること、食べきれる量を盛り付けること、カレーをカレーうどんに作り替えるなど食べきれなかった分はリメイクして食べきる工夫などをすることなどで、食品ロスを減らすことが可能です。

美味しい料理を、最後まで気持ちよく食べきりましょう。

片付けでのポイント

食器や調理に使用した鍋などを洗う作業で注意したいことは、節水と排水を汚さないことです。

より少ない水で済むようにあらかじめ汚れはふき取り、汚れの少ない物から洗うようにします。

洗い桶を使用することも良いでしょう。

生分解性に優れている、界面活性剤を使用していないなど環境に配慮した洗剤を選ぶことも大切です。

シンクに溜まった生ゴミは、焼却時に水分が多いとエネルギー負荷が高まるため水を切る、乾燥させるなどのひと手間をかけ水分を少ない状態で捨てましょう。

エコクッキングの効果

前章で触れたように、エコクッキングには多くの工程・実践方法があることがわかります。

実際、どの程度地球環境に貢献できているのでしょうか。

例えば、魚の焼き物を作る場合において調理道具をテフロンフライパンからグリル利用に変更すると19.2%の二酸化炭素削減につながることを示した研究もあります。

特別な道具を買いそろえたり、手間をかけたりしなくとも、工夫次第でエコクッキングは実現可能と言えるでしょう。

エコクッキングと食育

ここからは、企業や団体のエコクッキングの事例を3つ紹介します。

EDO→ECO エコ・クッキングプロジェクト

EDO→ECO エコ・クッキングプロジェクトは、一般財団法人国民公園協会 皇居外苑、エコ・クッキング推進委員会、東京ガス株式会社3者が携わるプロジェクトでありレシピは東京家政学院大学名誉教授の江原絢子氏が監修しています。

プロジェクトの一環である江戸エコ行楽重とは、江戸の食文化を未来に継承すべく当時の味を現代の食材で再現した取り組みです。

メニューはお寿司を中心とした会席料理で、地元産の食材をふんだんに使用しており江戸時代の文化を、現代アレンジで再現したメニューを頂きながらエコクッキングについて理解を深めることができます。

KYO-ECO エコ・クッキングプロジェクト

KYO-ECO エコ・クッキングプロジェクトは一般財団法人国民公園協会 京都御苑、エコ・クッキング推進委員会、東京ガス株式会社3者のプロジェクトです。

京都に根付く「もったいない」精神を生かした御所の華弁当では、伝承料理研究家の奥村彪生氏の監修の元、伝統的な調理法や地場野菜を取り入れたメニューが並びます。

歴史ある京都で育まれた豊かな食文化を、エコクッキングの精神とともに次の世代へ伝えます。

GREEN♡ECO エコ・クッキングプロジェクト

一般財団法人国民公園協会 新宿御苑、エコ・クッキング推進委員会、東京ガス株式会社の協業により実現したGREEN♡ECO エコ・クッキングプロジェクトは東京新宿からエコクッキングを発信します。

新宿御苑レストランゆりのきでは、明治時代に国内でいち早く西洋野菜・果物を栽培した歴史を活かしゆかりのある食材を使用したメニューを提供。

エコ・クッキングセットメニューと題された旬の野菜を丸ごと使ったドライカレーやハーブサラダのメニューは、家庭でも再現できるようレシピのチラシが配布されています。

エコクッキングレシピ5選

かぼちゃとにんじんのポタージュ

  1. 玉ねぎをバターで炒め、鍋から取り出す
  2. 野菜くずから出だしを取り、かぼちゃ、にんじん、砂糖、コンソメを加えて加熱する
  3. なめらかにすりつぶし、1を加える
  4. 豆乳などを加え、塩コショウで味を整える

かぼちゃやにんじんを皮つきのまま使用すること、野菜くずからべジフロスを取ることがポイントです。

シチュー餃子

  1. シチューとご飯を和える
  2. 餃子の皮にチーズを乗せ、1を包む
  3. 揚げ焼きにする

余ったシチューは味変アレンジをすれば新たな1面を発見できそうですね。

捨てない!野菜のかき揚げ

  1. 大根やにんじんの皮、ブロッコリーの茎の皮やしいたけの軸を細かくする
  2. かき揚げをつくる要領で小麦粉などと合わせ、熱した油で揚げる

野菜の捨ててしまことが多い部分を、丸ごとかき揚げにすれば主品に早変わりします。

 わたも種のそのままゴーヤチップス

  1. ゴーヤを下処理せず3mm幅で輪切りにする
  2. 油で揚げ、塩で味を調節する

わたや種を揚げることにより、廃棄部分を出さずにおいしく食べることができます。

べジブロス

  1. 玉ねぎなど野菜の皮、しいたけなど野菜の芯を適量用意し、水1ℓにお酒少々を入れ弱火で煮込む
  2. ザルでこしたら出汁として料理に使用する

多種類の野菜くずを使用すると味に深みが出ます。

まとめ

輸送や調理にまつわるエネルギー消費、購入や調理段階による食品ロスなど毎日の調理の中には様々な社会問題が含まれています。

わたしたちが普段の行動の中で、少しの工夫を着実に積み重ねることによって、地球への負担を少しずつ低減することができます。

エコクッキングを行う意義を理解し、普段の調理や食事の一連の流れの中で“エコ”を意識してみませんか。

参考サイト:エコ・クッキング的省エネ&節電のススメ

環境に配慮した食生活「エコ・クッキング」が地球環境問題の改善に与える影響

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