SDGsに取り組む東京のホテル3選!【気軽にSDGsを体験しよう】
近年SDGsの実現に向けて取り組みを行っている企業が増えています。その波はホテル業界にも来ています。
普段からサスティナブルな生活を意識している方は、旅行などでホテルを利用する時でも環境に配慮されたホテルに泊まりたいと思いますよね。
そこで今回は、SDGsに取り組んでいる東京のホテルをご紹介していきたいと思います。
どのような目的で、どのように取り組んでいるのか、詳しく見ていきましょう!
SDGsに取り組む東京のホテル3選
TRUNK(HOTEL)
引用元:desc
TRUNK(HOTEL)では、コンセプトに「ソーシャライジング(SOCIALIZING)」を掲げています。
ソーシャライジングとは、自分らしく、無理せず等身大で、社会的な目的を持って生活すること。
引用元:TRUNK(HOTEL)
TRUNK(HOTEL)では、「社会貢献をしたいと考えていても、ダサい、めんどくさいなどのマイナスイメージがついて回ること」、「寄付・募金など以外に社会貢献の方法を詳しく知らないこと」が問題だと考えています。
コンセプトで掲げているソーシャライジングを実行するために、社会貢献をする”場”の提供をしていて、TRUNK(HOTEL)を利用することで簡単に社会貢献を意識できるようになっています。
宿泊者が使用できる自転車
宿泊者が使える自転車は、放置自転車のパーツを利用し作られています。放置自転車は渋谷区が抱える課題の1つです。
環境に配慮したアメニティ
ホテル内ではオーガニックコットンのタオル、リサイクルされた鉄製のハンガー、オーガニックハーブを使用したシャンプーなどが使われています。
従来の一歩踏み出さなければできない社会貢献とは違い、ホテルを利用するだけで社会貢献ができ、簡単にSDGsを意識できます。
SUPER HOTEL
引用元:SUPER HOTEL
ホテル業界唯一エコ・ファースト企業として持続可能な社会の実現のため、SDGsを17の目標別に取り入れているSUPER HOTEL
天然のコケをロビーにインテリア使用
空気清浄や湿度調節、消臭や吸音効果のためにロビーでは天然コケを使用しています。SDGs17の目標のうち「12.つくる責任使う責任」「15.陸の豊かさを守ろう」の解決のために行われている取り組みです。
エコひいき
筆者が特に面白いと感じた取り組みである「エコひいき」、内容は下記のようなものがあります。
- 連泊の宿泊者が室内の清掃を不要とした場合、ミネラルウォーターを1本プレゼント
- 歯ブラシの未使用での返納、マイ箸を持参した場合ささやかなお菓子をプレゼント
ベッドリネンの洗濯に使う水は、1室あたり約7ℓ以上かかります。水源を大切に扱うために宿泊者と共同でSDGsの取り組みを行っています。
SUPER HOTELは、実現に向けた取り組みを企業側からの一方通行ではなく、利用客と一緒に実現を目指しています。取り組み内容はホームページにも掲載されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Park Hotel Tokyo
引用元:VOGUE JAPAN
Park Hotel Tokyoでは、SDGsを取り入れるために下記の4つの重点目標を掲げ、活動を行っています。
- 働きやすい職場づくり
- 環境への取り組み
- パートナーシップ/コミュニティ
- 健康と安全
特徴的なものとして、パートナーシップ/コミュニティの目標に、アートを取り入れた取り組みというものがあります。
ART in PARK HOTEL TOKYO
年に1度、館内にてART in PARK HOTEL TOKYO(略称 AiPHT/現代美術のホテル型アートフェア)を開催しています。
このフェアにより日本の文化や芸術への理解を深めてもらい、新たな発見や豊かな心の育成を目指しているそうです。
障がいのあるアーティストによる展示会
館内で世界中の障がいのあるアーティストが芸術才能を披露することができる展示会(32階回廊に常設展示)を開催しています。
この場を提供することでパラリンアートアーティストの自立と社会進出支援を行っています。
アートによる取り組みという、他とは違うSDGsを体験できるホテルです。
まとめ|SDGsに取り組む東京のホテル3選
いかがでしたでしょうか。
SDGsを取り入れるホテルは増えていますが、どのホテルにも取り入れ方に特色があります。
ホテル独自の体験することで、今まで気が付かなかったことに気づけたり、新しい価値観を知ることが出来ます。
東京でホテルに宿泊する際は、ぜひ利用してみてください。