竹製カトラリー – 生分解性素材の流通拡大を目指す

生分解性素材の流通拡大を目指す会社│ナテック(株)

引用元: 株式会社ナテックHP

近年環境への配慮から問題視されることの多い石油製プラスチック。

石油製プラスチックはコスト面では扱いやすいものの、CO2排出量や分解にかかる期間の長さに課題があり問題視されています。

そこで企業や政府はバイオプラスチックや生分解性プラスチックなど、環境への負荷を減らせる素材の開発に取り組んでいます。

その中でも株式会社ナテックはユニークな素材を活かした製品を多く取り扱っています。本記事では株式会社ナテックの取り扱う製品の一部をご紹介していきます。

竹製のカトラリー

竹で作られたカトラリーが並べられている

竹は成長が早く、再生力が強いため、持続可能な資源として利用できるため現在注目されています。

株式会社ナテックの取り扱う竹製カトラリーは、構成の90%以上が竹であるため、石油を原料としたプラスチック製カトラリーに比べて圧倒的に環境負荷が少ないです。

株式会社ナテックが取り扱う竹製カトラリーには3つの特徴があります。

原料がバイオ素材中心

カトラリーの原材料は竹繊維、デンプン、自社開発の天然性粘着剤です。
そのためほとんど石油を利用しておりません。

使用温度範囲の広さ

使用温度範囲は 20〜100°C。
石油製のプラスチックと同等の耐久性があります。

分解までのスピード感

一般的に石油製プラスチックの分解速度は数十年、下手すると数百年単位にも及びます。分解に伴う環境への影響は避けられません。
それに比べて竹カトラリーの生分解速度は90〜180日程度(土中など一定の条件下による)です。分解までに大きな差があるといえます。

アメリカでは2021年に約4000億本の使い捨てカトラリーが消費されたとのデータがあります。
これらのカトラリーが竹製カトラリーに置き換われば、環境問題が改善されるだけでなく脱プラスチックへの大きな一歩へとつながるでしょう。

茶葉製のデンタルフロス

茶葉製のデンタルフロスが茶葉の入った筒の上に三つ置かれている

株式会社ナテックが取り扱うデンタルフロスは、茶葉の繊維を主原料とした天然由来の生分解性樹脂製品です。
最短90日間で水と二酸化炭素に分解されます。(土中など一定の条件下による)

使い捨てのプラスチック製デンタルフロスをこの茶葉製のものに置き換えることで、日々の生活の一部から環境負荷を軽減できます。

石油を原料としたプラスチック製デンタルフロスの代替品として、茶葉製デンタルフロスを利用してみるのはいかがでしょうか。地球環境を考慮した生活スタイルへの移行を促進するための、新たな選択肢となるでしょう。

終わりに

株式会社ナテックの取り扱う竹製カトラリーと茶葉製デンタルフロスは、どちらも環境に配慮した製品であり、我々の日常生活の中で使用される使い捨てのプラスチック製品を置き換えることで、地球環境の保護に寄与します。

他にもPEPARONという生分解性のプラスチックをはじめとした様々な生分解性の製品を取り扱っております。

これらの製品はただの代替品ではなく、持続可能な未来を目指す我々の消費習慣を見直し、より環境に優しい生活スタイルへと導く具体的な手段となります。

株式会社ナテックをはじめとする企業の取り組みを通じて、人々の環境問題への認識が高まり、やがて大きな社会変革へとつながることに期待しましょう。

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