株式会社エコマスターのプロフィール

株式会社エコマスター

株式会社エコマスターは、香川県三豊市で日本初となる「トンネルコンポスト方式」によるごみ処理施設「バイオマス資源化センターみとよ」を運営する企業です。廃棄物の生物分解処理や堆肥化のノウハウを有する株式会社パブリックと、固形燃料製造の西日本最大手の1つであるエビス紙料株式会社の共同出資により2010年に設立され、2017年に「バイオマス資源化センターみとよ」が稼働しました。現在香川県三豊市の事業所や家庭から出る年間約1万トンのごみを処理しています。

ごみ処理施設「バイオマス資源化センターみとよ」とは


引用元:株式会社エコマスター

ごみ処理施設「バイオマス資源化センターみとよ」は「トンネルコンポスト方式」によるゴミ処理を行っています。

 「トンネルコンポスト方式」とは、「燃やさない」「排水を出さない」「臭気をださない」という新しいごみ処理方法で、微生物の力でごみを分解・乾燥させて資源化する画期的な処理方法です。

事業所や家庭から集められた生ごみや紙・プラスチックなどが混在したごみは、細かく破砕されたのち、長さ35メートルの密閉発酵槽「バイオトンネル」に運ばれて17日間かけて分解されます。トンネル内では、微生物の働きにより発酵作用が起きており、17日後には固形燃料の原料になります。

 同社は実証実験を重ねてこのバイオトンネル内に棲む微生物の発酵作用が最も活発になる好気的な環境を制御し、「燃やさない」「排水を出ない」「臭気をださない」ごみ処理方法を完成させました。

 現在、「バイオマス資源化センターみとよ」は、バイオトンネルで発酵・乾燥させた石炭代替品となる固形燃料原料を4500トン生産し、関連会社で成型し固形燃料製品化しています。これまで燃やして埋めるだけであったごみを燃料として利用できるようにした「バイオマス資源化センターみとよ」はゴミ処理施設であり、燃料変換施設でもあります。

二酸化炭素抑制効果~年間約6,500トンの削減を実現~

 焼却処理で排出する二酸化炭素は約4,600トン。一方、新施設で排出される二酸化炭素は約4,900トンですが、石炭が固形燃料に代わることで約6,800トンが削減できます。

差し引くと年間約6,500トンの二酸化炭素を削減できたことになります。

この優れた二酸化炭素排出抑制が認められ、同社は低炭素に関する2つの環境省補助金を受けています。日本ではごみは焼却するものとされてきましたが、このトンネルコンポスト方式は環境面からもコスト面からも手間のかからない設備としてメディアからも注目されており、年間約 3,000人を超える見学者が訪れています。

会社名 株式会社エコマスター
上場 非上場
業種 廃棄物処理業
事業内容 バイオマス資源化センターみとよの運営
資本金 1億円
売上高
従業員数
住所
HP https://biotunnel.net/
採用ページ
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SNS

株式会社エコマスターの取り組み一覧

バイオマス資源化センターみとよ

「燃やさない」選択|三豊市とエコマスターの出会いで始まった取り組み