【SDGs】まちづくりを支える地域のコミュニティーアプリをご紹介
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コロナ禍で、「在宅で家にいる時間が増えた」「旅行など遠くに行けない」「子供の遊び場所も限られる」などの問題があり、近所や地域に目がいくようになりました。
また助け合いなどにより、まちや地域の存在感は増しています。
地域の人同士でつながりを持ちたい、近くでちょっと手を借りたい、と思ったりすることもありますよね。
ということで今回は、ヒトモノコトの流通や情報共有の助けとなる地域コミュニティーアプリを紹介していきたいと思います。
SDGsのまちづくりの目標
2030年までに国際社会が達成すべき17の目標であるSDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)が、制定されています。
11番目の目標として「住み続けられるまちづくり」が掲げられていて、その中で細かく10のターゲットがありますが、11-3としては、下記が設定されています。
2030年までに、だれも取り残さない持続可能なまちづくりをすすめる。
すべての国で、だれもが参加できる形で持続可能なまちづくりを計画し実行できるような能力を高める。
引用元:SDGs CLUB|Unicef
地域での交流やイベント、行政のサービスなどあるものの、その情報を得る場所は限られていたり、気づけないところも多かったりします。
困ったことや必要としていることも近所の人たちで助け合えたり、融通しあえると、より良く暮らすことができます。
昔ながらの掲示板などもありますが、掲載の条件がわからなかったり、「掲載する程の内容でもないし」ということもあります。
また、掲載してもなかなか見られないということもあります。
情報発信する側も取得する側も、上手くデジタルを活用することで、情報を行き渡らせることの一助になると思います。
【SDGs】まちづくりを支える地域のコミュニティーアプリ
ジモティー 無料の広告掲示板
全国の無料広告の掲示板、ジモティー
引用元:ジモティー公式サイト
中古品や求人情報などが無料で掲載できます。全国の地元情報が満載です。不要になったものを掲載して、必要としている人に譲ったりすることができるようになっています。
物を譲るだけでなく、お店やスクールからすると、無料で宣伝も掲載することもでき、普段のサイト検索では出てこないような近くのお店の発見などにもつながるかもしれません。
また、「手伝って/助けて」「手伝いたい/助けたい」ということも発信ができますので、助け合いを生み出してくれます。
ピアッザ: 地域の広場アプリ
ピアッザは、近所のイベントや暮らしの情報交換、使わなくなったモノのやりとりを通じて、人と人を「ありがとう」でつなぐ街のオンラインひろばです。
引用元:PIAZZA公式サイト
「ピアッザ」はイタリア語で広場という意味であり、広場で集まって、暮らしに役立つ情報の交換や、モノやコトのシェアが行われるイメージとなります。
地域によって、既に開設されているところ、されていないところがあります。
開設の条件として、一定数の希望者と行政からの許可が必要となることもあります。行政や企業なども含めた地域の発信や意見交換が可能となっています。
ご近所SNSマチマチ
マチマチは、ご近所さんと町の子育て情報やオススメのお店など情報交換ができる「ご近所限定の掲示板」です。
引用元:マチマチ公式サイト
ご近所さんに、知りたいこと、困っていることを無料で簡単に質問、相談することができます。
マチマチは、最初に登録するときに、郵便番号を聞かれます。郵便番号をキーとして、限定的な地域の情報しか見れないようになっているのが特徴です。
また、地域のニュースを外部の様々なサイトから収集して、まとめて知らせてもくれます。自分の地域+出生地の人たちのつながりや意見交換を促してくれます。
まちのコイン 使えば使うほど、仲良くなるお金
まちのコインは、使えば使うほど、人と人が仲良くなるコミュニティ通貨(地域通貨)サービスです。
引用元:まちのコイン公式サイト
コインを「もらう」のも「つかう」のも地域の仲間と「つながる」必要があります。利用されればされるほど、地域内外の人がつながっていくコインです。
まだまだ地域は限られていますが、コミュニティ通貨(地域通貨)というものを通して、つながるアプリとなります。
ボランティアやお手伝いをして、コインをもらい、同じ地域のお店でコインを使い、オリジナル商品をプレゼントしてもらえたり、変わったサービスを受けたりすることができます。
また、神奈川県SDGsつながりポイントというのも発行しており、SDGsに関することを学んだり、SDGsにつながる行いをした場合にも、コインをもらうことができます。
まとめ
IT技術の進歩により、オンラインで世界中の人たちとも簡単につながれるようになってきました。
しかし、地域というカテゴリーで近いからこそ出来ることが多くあります。
近い距離でありながら、つながりづらくなっているということもありますので、デジタルを活かし、つながりを持ち、情報交換、助け合いが生まれていくと、よりよい暮らし、よりよいまちになっていくはずです。
今回ご紹介したコミュニティーアプリ、是非チェックしてみてください。