運動をするメリットとは?心身ともに健康で楽しい人生を送るために運動をしよう

運動はしたほうがよい?運動をするメリットとその理由を解説します
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長引くコロナ禍の中でステイホーム、おうち時間、テレワークなどの言葉が流行語となりました。

プライベート、仕事ともに自宅で過ごす時間が増えたことで歩く時間が減り、以前よりも「なんだか身体がだるいな」「肩こりが辛いな」と身体の不調を感じるようになった人も多いのではないでしょうか。

多くの人が悩みを抱えている「運動不足」は、私たちの身体に健康被害を引き起こすと考えられています。

しかし、家族とお出かけしたり、趣味を楽しむためにも「健康でいること」は重要ですよね。

そこで今回は、運動をすることで身体とメンタルにどのようなメリットがあるのか解説していきます。

運動をするメリットとは?

陽の光を浴びながらストレッチ

「身体」へのメリットは、みなさんイメージが付きやすいと思いますが、運動は「メンタル面」にも良いと言われています。

身体面でのメリット

冷えにくい身体になる

体内の筋肉の割合が多くなることで、冷えにくい身体を作ることができます。

脂肪は冷えやすい性質を持っていますが、筋肉は身体の中で1番大きな発熱システム。継続的な運動は体脂肪の量を減らし、筋肉量を増やすことができます。

末端冷え性になりにくくなる

運動で筋肉量を増やすことで、末端冷え性になりにくくなります。

血液は心臓のポンプ作用で全身に送り出されます。そして、栄養を足先、指先まで運んだら筋肉のポンプ作用で心臓に戻ります。

筋肉量が少ないとポンプが働かず、足先や指先に栄養のない血液が溜まってしまい、「末端冷え性」につながると考えられています。

骨粗しょう症になりにくくなる

骨がもろくなり、骨折をしやすくなる病気「骨粗しょう症」

骨を作る細胞は身体を動かし骨に負荷をかけることで活性化され、強くなる性質を持っています。そのため、骨粗しょう症を予防するためには「運動」が必要です。

筋肉量は運動をしないと20代をピークにどんどん衰え、発達しづらくなります。

さらに、女性は更年期を過ぎ閉経を迎えると性ホルモンの影響で骨密度がかなり低下し、骨粗しょう症になるリスクが高まります。

高齢者で骨折が多い原因は、年を取ることで瞬発的な筋力が衰え、骨の密度が低下してしまうからです。

最も効果的なのは、日光を浴びながら運動すること!紫外線を浴びることで、骨の原料となりカルシウムの吸収を助けるビタミンDが体内で作られます。

疲労回復が早まる

運動しろと口酸っぱく言われると「毎日朝から晩まで働いているのだから、休みの日ぐらいベッドで過ごさないと疲れが取れないよ!」と声が聞こえてきそうですが、軽い運動を行い血流をよくすることで、疲労回復が早まると言われています。

実は、休養には2つの種類があります。

積極的休養:ジョギングやストレッチなどの軽い運動で血流改善を促す方法
消極的休養:身体を動かさずに休養を取る方法

休みの日にジョギングなんてしたらさらに疲れるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、疲労回復ができるという効果もあると言われてます

メンタル面でのメリット

精神が安定する

みなさんは「自律神経」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。

交感神経:血流上昇、呼吸数を上げる、消化を遅くする、血管を細くして血圧を上げるなど興奮しているときに働く神経
副交感神経:血流低下、呼吸数を下げる、消化を早くする、血管を広げて血圧を下げるなどリラックスしているときに働く神経

わたしたち人間は、1日の中で「交感神経」「副交感神経」のどちらかが常に働き、精神のバランスを取っています。

ここで問題です!

Q.運動中と休憩中。それぞれ交感神経と副交感神経のどちらが優位に働いているでしょうか?

A.運動中は交感神経、休憩中は副交感神経です!

自律神経のバランスが崩れ交感神経が優位になると、血圧が上がりやすくなったり、肩がコリやすくなることが考えられます。逆に、副交感神経が優位になることで気分が上がらず、憂うつな気分が続くことも考えられます。

自律神経は自分の意志でコントロールすることができません。つまり、「副交感神経優位になれ!」とどんなに意識しても、残念ながら変わらないのです。

しかし、運動をすることで間接的に交感神経を優位にすることはできます。精神面を安定させるために、どちらの神経もバランスよく働く必要があります。自律神経のメリハリをつけるためにも運動をしましょう。

まとめ

まとめ

このほかにも運動が身体にもたらす良い効果はたくさんあります。心身の健康に運動が欠かせないと感じた方も多いのではないでしょうか?

特に女性の場合は、若いうちに行う運動が年を重ねた時に効果を発揮してきます。

働き盛りのみなさんの中には、忙しくて身体を動かす時間がないと感じる方も多いと思いますが、健康をお金で買うことはできません。

最良の薬は、ビタミン剤でもプロテインでもなく「運動」です。

毎日5分のストレッチでも、15分のウォーキングなどの簡単な運動でも大丈夫。普段の生活に少し運動をプラスして、ぜひ継続的に取り組んでみてください。

何年も、何十年も楽しく運動を続けるために、早いうちから身体を動かす習慣をつけましょう!

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