「”すすぎは1回”を常識に」ライオン株式会社が取り組む「Choose one Project」をご紹介

「”すすぎは1回”を常識に」ライオン株式会社が取り組む「Choose one Project」をご紹介

この取り組みを行っている企業・団体

ライオン株式会社

日本を代表する生活用品メーカーとして、1891年の創業以来、人々の健康・快適・清潔・衛生といった領域で多岐にわたる商品を提供しています。「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」というパーパスを起点にして、歯磨きや食器洗いなどをはじめとした「健康な生活習慣づくり」と「サステナブルな地球環境への取組み推進」を実践しています。今では社会常識となった習慣を多く創り出しています。同社は、成長戦略の推進と併せてサステナビリティ重要課題への取り組みを進めることで、持続的な企業価値の向上を目指しています。

啓発プロジェクト「Choose one Project」とは?

啓発プロジェクト「Choose one Project」とは?

引用元:ライオン株式会社

ライオン株式会社がサステナブルな社会の実現に向け、生活の中で実践できるお洗濯のエコ活動として宣言した「Choose one Project」。

これは、“服に、地球に、ちょっといいセンタクを。毎分毎秒この瞬間も、世界中で洗濯機は回り続けている。洗濯をちょっとでもよくできたなら。”をキャッチフレーズにしている同社の理念に沿ったものといえます。このプロジェクトは、2024年4月22日の「アースデイ(地球の日)」に開始されました。

パリ協定で採択された日本のCO2削減目標は、2030年度までに2013年度比46%削減、部門別では産業が38%削減、家庭は66%の削減。この達成には、家庭部門におけるCO2削減の1つの方法として、各家庭でのエコ習慣の積み上げが必要になります。 

「Choose one Project」は、各家庭で“すすぎ1回”のお洗濯を習慣化することでCO2の削減を促すことをアピールしています。 

家事で最もCO₂を出すのは、実は“洗濯”だった

水と洗剤を使う家事において、CO₂排出量が最も多いのはどの家事かご存知でしょうか。

 実は飛び抜けて多いのは洗濯です。水と洗剤を使う家事行動1回あたりで比較すると、洗濯は食器洗い、風呂掃除、トイレ掃除と比較すると3倍ほど多くなっています。

家事で最もCO₂を出すのは、実は“洗濯”だった

引用元:ライオン株式会社資料

 CO₂は水を使うことでも発生します。水を家事で使うには、水の汲み上げ、浄水、水道水の配水など各段階で多くの電力が使われるからです。つまり水の節約をすることは、CO₂の削減にもなるのです。 

また、同社が掲げるSDGsの達成には、会社だけの活動では限界があります。活動の推進にあたっては生活者の方々・他企業様、また行政・自治体等のさまざまな方々とのパートナーシップが重要です。そのためにも、家庭での洗濯を見直してみることは、目標達成への第一歩となります。

まずは“すすぎ1回にする”ことから

実は「NANOX one」をはじめとするライオンの衣料用液体洗剤は、すべて“すすぎ1回”のお洗濯が可能です。

日本に洗濯機が普及し始めた1970年代の洗剤の主流は、大きな箱入りの粉末洗剤でした。この粉末洗剤は、水に溶けにくく洗剤が衣類に残ることがあり、2回のすすぎが必要とされていました。しかし2009年以降販売されている液体洗剤は性能が飛躍的に向上し、汚れに強く、水に溶けやすく、泡切れもよく、すすぎ1回で十分となったのです。

 「すすぎ1回」にする効果は、すすぎ1回・脱水1回分の節水・節電・CO削減ができ、環境負荷を減らせること。さらには、すすぎ2回の時と比べて水や衣類同士の摩擦が少なくなって衣類へのダメージが減り、長く着用することができる強みもあります。

ところが、現在も2回のすすぎをしているご家庭が過半数あるのが実情です。

まずは“すすぎ1回にする”ことから

 

引用元:ライオン株式会社資料

洗濯でCO2を削減する方法は、すすぎ1回でOKの衣料用洗剤を使用し、洗濯機の設定にある「すすぎ2回」を「1回」に変更するだけ。とても簡単で環境にも自分にもメリットが多い、新しいエコ習慣といえるでしょう。 

現在「すすぎ1回でOK」な液体洗剤が市場の9割近くを占めています。一度各ご家庭で使われている衣類用洗剤、洗剤容器の裏面に「すすぎ1回」の記載があるかどうかチェックしてみてください。「すすぎ1回」のマークがあれば、ぜひすすぎ1回を習慣化していきましょう。 

「習慣化」の輪が広がる

このプロジェクトは、SNS上でも活動が続けられています。

“すすぎ1回”を推奨するX公式アカウント(@TOP_superNANOX)では、毎月1日を“oneの日“としてキャンペーンを実施。お客様の節水テクニックを募集するなどユニークな投稿が続々集まっています。

ここに寄せられたコメントには、

「洗濯量が多いのですすぎ1回は助かります」
「NANOX oneですすぎ1回洗い体験してみたいです」
「すすぎ1回は節水できてうれしいです」

 といった「Choose one Project」への反響もありました。(5月度キャンペーンから抜粋)

また、プロジェクトに対する賛同や応援の声、コラボにより、活動は大きく広がっています。

 「暮らしの中で人は毎日のようにお洗濯をするが、その1回1回のお洗濯がエコな習慣になれば」という思いからスタートしたこのプロジェクト。まずは、すすぎ1回の実践率を現状の約4割から6割に増加させることを目指しています。

この取り組みをシェアする

TAGS

この取り組みを行っている企業・団体

日本を代表する生活用品メーカーとして、1891年の創業以来、人々の健康・快適・清潔・衛生といった領域で多岐にわたる商品を提供しています。「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」というパーパスを起点にして、歯磨きや食器洗いなどをはじめとした「健康な生活習慣づくり」と「サステナブルな地球環境への取組み推進」を実践しています。今では社会常識となった習慣を多く創り出しています。同社は、成長戦略の推進と併せてサステナビリティ重要課題への取り組みを進めることで、持続的な企業価値の向上を目指しています。

No related posts...